プレゼン資料を作る上で心掛けないといけない6つのステップ
①~⑥を順番に実行すると、質の高いプレゼンテーション資料が短時間で作成できます!
このプレゼンによって、『誰にどのような行動を起こさせたいか』を設定します
プレゼンの目的は、ただ自分が伝えたいことを伝えるだけが目的ではありません
その先にある目的を達成するための手段です
大規模なプレゼンでも小規模なプレゼンでも、自分が話す先の聞き手に何かしらの変化を生じさせ、次のアクションに繋げてもらいたいはずです
プレゼンの相手と達成したいアクションを明確にしないまま、資料を作り始めると、必要な情報が不明確になり、無駄な情報が多い、または、必要な情報が少ない資料になってしまいます
『プレゼン資料全体で伝えたいメッセージは何か』を明確にします
行動を起こさせるためには、気持ちを揺さぶり、強い欲求を呼び起こす必要があります
そのためには、キレのある強いメッセージが必要になります
広告のキャッチコピーのように、シンプルに心に響くメッセージを作りましょう
【ポイント】
- 聞き手の抱える課題やニーズを追求する
- その課題やニーズに対応する形でメッセージ作成する
- 目的を意識し過ぎて、自分善がりにならないこと
メッセージを伝えるために、『どのようなストーリーで伝えるか』
全体を通して伝えたいメッセージを明確にしたので、そのメッセージに説得力を持たせるためのストーリーラインを作成します
ストーリーの構成方法は大きく2パターンあります
●最初に結論を持ってくる「アンチクライマックス法」:端的に分かりやすい説明方法の「PREP法」など
●最後に結論を持ってくる「クライマックス法」:物語や映画で使われる「起承転結」「三幕構成」など
これらは、その場の状況・人・時間などを考慮しながら選択するといいでしょう
【ポイント】
- この時に、不安でとにかく沢山の情報を載せたくなるが、伝えたいメッセージを伝えるために必要な最低限の情報に絞るこむことが重要。情報の断捨離が大事!
- 聞き手を意識して、どんどん聞きたくなるような構成で、興味を持たせるためには冒頭5分までのつかみが大事
スライド一枚一枚のタイトルとリード文、ボディに載せたい内容を作成します
作成したストーリーラインに沿って、必要なスライドの大枠をざっくり定義するため、以下の3点を作成します
A.タイトル:そのスライドのタイトルを定義します。短い文言で端的に記載します
B.リード文:そのスライドで伝えたいメッセージです。基本的はストーリーラインの内容が反映されます
C.ボディの内容:スライドメッセージをビジュアルでどのように表現するか定義します。ストーリーを伝えるために必要な画像、図形、また補足文章とそれらをどのようにレイアウトするかを大まかに定めます
設計した内容に従って、画像収集や図形・表を作成して、レイアウトします
もし社内にクリエイティブのガイドラインがれば、それに従って作成すると良いです
【ポイント】
クリエイティブガイドラインとは、作成する資料文字サイズ、色使い、配置パターンなど。事前に決めておくと、統一感が出て資料の見やすさが向上する、また以前や今後の資料を作成において使いまわしがしやすくなる
スライド全体を通して見たときに違和感が無いように修正する
例えば、細かい文章の修正(誤字脱字、表記ゆれなど)レイアウトの修正(全体の情報量、図形等のバランス、配置など)
以上、6つのステップをしっかり押さえて、実施していけば品質の高いプレゼン資料が作成できます。
また、上司や先輩に資料レビューをしてもらうときは、それぞれのステップ毎に細かくレビューしてもらうことで不要な手戻りを最小限にとどめることが可能です!