IPOを意識して、仕事に取り組むことで仕事の成果を大きく上げることができます
このIPOとは、仕事の順番を表しています
Input:情報収集
どんな仕事でも初めに情報収集から始まります
コンビニのアルバイトのような仕事であっても、最初は挨拶やレジ打ち、品出しなどのやり方を教わりますよね?
これがつまり、Inputとなる情報収集です
これがなく、自分勝手に始めると、適当な挨拶や間違ったレジ操作、効率の悪い品出しとなってしまい仕事の品質がグッと下がってしまいます
なので、仕事に取り掛かる前に必要な情報をしっかり集めることが重要です
Process:情報処理・整理
収集した複数の情報を適切に処理し、整理します
仕事の成果を大きく左右するのは、このステップ(情報処理・整理)と言っても過言ではありません
飲食店であれば、集められた食材の調理方法・レシピがこの部分に該当します
当然、同じ食材を使っていても、レシピが変われば、料理の評価が変わってきますよね
これと同様にデスクワークであっても、大量に調査したデータが同じでも、どのように分析し、結果を見せていくかによって、仕事の成果が変わってきます
ちなみに、既にマニュアルのような形で、整理されたものをインプットするもしくは、指示に従って情報を処理・整理していくのであれば、この情報整理のステップはほとんど不要ですが、
デスクワークのような仕事だと詳細にマニュアル化できる作業は、AIやRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)などのシステムによって代替されてきているため、今後減っていくと考えられます
Output:出力
最後は、処理された情報を、どのように表現し、出力していくかです
必要な情報を集め、適切に処理したとしても
分かりにくい資料やプレゼンだと、情報を受け取った側も何が言いたいのか分からず、途中から資料を読まなくなったり、プレゼンを聞かなくなってしまったりしてしまい、最終的なビジネス成果に繋がらなくなってしまいます
飲食店に例えるなら、どんなに美味しい料理でも、盛り付け方が汚かったりすると食べたい気持ちになりませんよね?
食べたい気持ちにならなければ、そのメニューはオーダーされず、売上が上がらないということになってしまいます
このように、全ての仕事はIPOで実行され、この3つのステップを適切に行うことで、しっかりとした大きな成果を産むことが可能になります