大きな壁にぶつかった時は3つの視点で考える

鳥、鳥の目

仕事をしていると無理難題に直面することがあります

それは、仕事内容だけでなく仕事上の人間関係でも

 

みなさんは、そのような時、すぐに転職したいとか思っていませんか?

 

私の経験上、そのような状況で転職活動しても上手くいきません

仮に転職が成功したとしても同じような状況に遭遇した時に、また転職を考えてしまいます

 

もし、みなさんが大きな壁にぶつかっているのであれば

一度立ち止まって、3つの視点で、その課題を考えてみましょう

 

1:🐦鳥の目

2:🐝虫の目

3:🐟魚の目

 

🐦鳥の目

まず、一つめの視点は、鳥の目です

これは、鳥のように高いところから全体を俯瞰して捉えるということです。

 

部分的に見れば難しく思えることでも、全体像を捉え、その事象を取り巻く状況を把握できると、対処しやすくなります

 

例えば、自社サービスの売上が下がっていて、売上回復を上司から言われたとしましょう

 

そのような時に鳥の目で考えると、

  • 競合他社と比較して、自社サービスだけが大きく下がっているのか?
  • もし、自社サービスだけが下がっているのであれば、他社との違いは何か?
  • 日本国内の市場だけが不調なのか?
  • 海外に目を向けるとまだ売上を伸ばすポテンシャルはあるのではないか?
    など

 

他に、人間関係で言えば、

  • 今、上手くいっていないのは、その人だけなのか?
  • 他の人とは上手くやれているのか?
  • 助けてくれる人は、いないのか?
  • その人との関係が悪いことが、仕事に大きな影響を及ぼしているか?
  • 無視しても、支障はないのではないか?
    など

 

より大きな視点で課題を捉えることで、解決策が見えてきそうですよね

 

🐝虫の目

続いては、虫の目です

虫は小さな生き物です。

なので、私たちが見る景色を、部分的にですが、より詳細に見ることができます

 

つまり、虫の目というのは、

課題を全体的に捉えるのではなく、分解して、詳細に理解するということです

 

売上回復の例で言うと、売上が下がっているのは、

  • 男性なのか女性なのか?
  • 若者か?高齢者なのか?
  • 首都圏か?郊外か?
    など

 

人間関係で言えば、

  • 上司が不機嫌なのは、報告頻度が少ないからなのでは?
  • 報告頻度が少ないと状況把握ができず、上司としてフォローできないから?
    など

 

深く問題の原因を追求していくことが重要です

 

🐟魚の目

3つ目は、魚の目です

魚は川の流れを感じ取って、行動します

つまり、どの方向に進んでいるのか点ではなく、線で流れを把握することを指します

(目と言いつつ見ているわけではないですが・・・笑)

 

売上回復の例で言うと、その下がっている状況が

  • 一過性のものかもしれない?
  • 長期的に見た時に、もっと下がっていくかもしれない?

 

流れで捉えた時に対処法は大きく変わります

もし、その売上回復が、どう頑張っても難しければ、世の中の流れを踏まえた上で、新たなサービス開発へ着手する必要があるかもしれません

 

人間関係で言えば、

  • 怒られたのは、一過性のものでタイミングが悪かったのかもしれない?
  • 今の悪い関係は、人事異動があるので、あと3ヶ月で解消されるかもしれない?
  • 今の状況が悪くても、あと1年ここで頑張ることで、自分のキャリアアップに繋がるかもしれない?
  • そっちの方が1年後の転職活動で上手くいく可能性が高まるかも?
    など

 

今の状況が悪くても、流れを読むことで解消されたり、むしろプラスの可能性も考えられます

 

以上のように、何か壁にぶつかった時は、3つの視点で考える事で解消できる可能性が高まります

 

仮に、3つの視点で考えても、状況が解消しないのであれば、転職を考えてもいいと思います。

 

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