残業の泥沼から抜け出せないあなたへ
毎日、残業だらけで疲れ果てる…。
毎日の仕事で新しい課題が増え、終わらないタスクの山。
何をどう優先すればいいのか、どれが本当に重要で、どれがそうでないのか。
どれだけ努力しても、忙しいだけで結果が出ない。
この無駄な努力から解放される方法があったらどうでしょう?
80:20の驚異の法則が解く、タスクのジレンマ
皆さんはパレートの法則というものをご存知でしょうか
この法則は、経済学で広く用いられる理論で、80%の結果が20%の要因によって生じるという考え方です。
この法則は、さまざまな分野でも同様の法則性が見つかっており、仕事やプライベートの時間管理にも応用されています。
具体的には、やらなければならないタスクの中で、最も重要で効果的なものは、全体の20%程度であるとされています。
つまり、10個のタスクが手元にあれば、2個のタスクだけ取り組んでも、現状の80%の成果は出せるということです
逆に言えば、全体の80%のタスクは、全部実行しても、たった20%しか成果が出せないため、取り組む価値が低いということです。
一日3つのタスクで人生が変わる!
ここで私が強く推奨する方法は、一日に取り組むタスクを最大3つに絞るというシンプルなアプローチです。
人間のワーキングメモリーは、一度に4つまでしか処理ができないということが米ボストン大学の研究で発表されています
つまり、1日に行うタスクを5個以上にすると、1つ以上のタスクは記憶から忘れ去られてしまい、再びメモを見ないと思い出せないということになります。
これだと思い出すという行為が必要であり、脳に無駄な処理が発生してしまいます。
とは言え、最大の4つに絞ってしまうと、急に入ってきたタスクに対応できなくなってしまいます。
そのため、余裕をもって一日のタスクを最大3つに絞って取り組むことで、最大の成果を生み出すことができます。